目標を設定しよう
ネガティブな気持ちをもちながら働き続けるのは苦痛以外の何物でもありません。ですが、やりがいや達成感を得られたら将来について希望をもてるようになります。「次のレクリエーションでは○○を開催する!」「来年は○○の資格を取得する!」といったように目標を立て、それに向かって頑張るとモチベーションも維持できますよ。
メリットを明確にしよう
「辞めたい」という気持ちがよぎったら介護士として働くメリットをもう一度考えてみてください。例えば、年数や経験に応じて昇給が期待できる、高齢化社会ということもあり将来性がある、定年後も働き続けられる、資格を取得してキャリアアップすることが可能などです。このようなメリットを改めて確認することで、「もう一度頑張ってみよう」という気持ちが芽生え、考え直すきっかけになります。
小さな楽しみを見つけよう
仕事中に小さな楽しみを見つけるのもおすすめですよ。例えば、「夜勤のおやつは○○にする」「利用者との会話をもっと楽しむ」といったように、毎日小さな楽しみを見つけることができれば仕事に対して前向きな気持ちになれるでしょう。もし見つからないようなら、「今日のシーツ交換は○分以内で終わらせる」といったようにゲーム感覚で業務に取り組んでみてはいかがでしょうか?達成感が得られ、楽しみを見出せるはずです。
「仕事」と割り切ろう
人間関係が上手くいかない、他のスタッフのために残業する、仕事が終わらず家に持ち帰る、利用者から暴言をいわれ気持ちが落ちこんで立ち直れない、など仕事のことを考えていると憂鬱になるなら、「仕事は仕事」と割り切って考えるようにしましょう。勤務時間以外に考えていても何の解決にもなりませんよ。仕事のことを忘れて楽しい時間を過ごすことに注力してください。
ゆっくり休もう
どうしても前向きな気持ちになれないのなら無理することはありません。しっかり休んでリフレッシュしましょう。職場に長期休暇を申請して旅行に行くのもいいかもしれませんね。
介護の仕事は利用者や家族とのコミュニケーションに悩んだり、夜勤で生活リズムが不規則になったりと、身体的にも精神的にも大変なことが多く、利用者の命を預かるというプレッシャーもあります。心身が疲弊していると前向きな気持ちにはなれません。仕事のことが気になるかもしれませんが、自分自身の健康を第一に考えることも大切ですよ。それに、しっかりと休養を取ることでよいパフォーマンスにもつながります。
それでもダメなら転職しよう
「介護の仕事は続けたいが今の職場ではもう無理……」という場合は、もっと自分らしく働ける職場に転職しましょう。職場環境や待遇に不満があるなら、定着率の向上を目指して様々な施策に取り組んでいる施設に、人間関係に悩んでいるならスタッフの数が多い大規模な施設に転職するといいですよ。