介護の仕事は楽しい?つらい?体験談もチェックしてみよう

更新日:2024/02/26

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「この仕事をやっていてよかった」

利用者の状況は個々に異なるため、1人ひとりに合わせた介護を提供していますが、中には認知症ケアのように対応が難しい場合もあります。例えば、あるグループホームには妄想癖のある人、暴言や暴力が出てしまう人などが入居していました。そこで働いているAさんは相手になかなか意図が伝わらず、当初はケアの仕方に悩んだり、戸惑ったりしていたそうです。ですが、徐々に心を開いてくれ何気ない会話ができるようになった時にこれまでのケアが報われた気がして嬉しい気持ちになり、「介護士になってよかった」と思ったそうですよ。

「利用者から勇気をもらえた」

介護施設の利用者の多くは介護士よりも年上で人生経験が豊富な人たちです。これまでの経験を交えながら色んな話をしてくれるので、会話をしているだけで将来役に立つことをたくさん学べます。それに「来てくれて嬉しい」「話をしていたら元気が出た」といったように温かい言葉をかけられることも多いため、介護士として大きなやりがいを感じるそうです。
実際、ある施設で働いていたBさんは、いつもは何を話しかけても無表情な人が歌ってくれたり、話しかけてくれたりするようになった時や、自力で行動するのが大変な人が一生懸命やっている姿を見ると「私も頑張らなきゃ!」と勇気をもらえるのだとか。大変なことも少なくありませんが、前向きな気持ちで仕事に取り組めるようになったそうですよ。

「介護の知識が役に立った」

働いているうちに自然と介護の知識やスキルが身につきます。仕事の役に立つのはもちろん、普段の生活にも活用できますよ。
介護施設で働いていたCさんはある日、近所に住むおじいさんが玄関先で座り込んでいたのを見つけました。暑い日だったこともあり、熱中症になりかけていたようですが、仕事で熱中症の対応をした経験があったので迅速に対処でき危険を回避することができたそうです。

「激務だからこそ嬉しいことが何倍にもなる」

介護の仕事は身体的にも精神的にもハードな仕事です。Dさんはやりがいよりも「大変」「つらい」と感じることのほうが多かったそうです。わかりやすく数字に表わすと大変なことが「9」で、やりがいは「1」しかなかったのだとか。でも、激務だからこそひとつのやりがいが何倍にも感じられ、ポジティブな気持ちになれたそうですよ。たったひとつのやりがいのために頑張れるのが介護士だと思い、日々の業務を頑張っています。

「イレギュラーが多いからこそ楽しい」

「介護の仕事をしていて楽しいと思うのは、基本的に毎日イレギュラーなことが起こるので飽きない」と答えたのはEさんです。
人と人のやり取りになるので同じことが繰り返されることはありません。利用者との会話も仕事のうちなので毎日新鮮な気持ちで楽しく働けているそうです。

今より楽しく働きたい!